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ネットワークは「社会はまるごと学校」を合言葉に!【part-②】

読了までの目安時間:約 13分

 


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中学生の部

 

 

 

テーマ : "私"で生きていく 

 

 

 

南多摩中等教育学校(東京都)中学一年

 

 

 

【 発 表 文 】

 

 

 このままでいいのか。

 

 

 入学してからある程度の時間が経って

 

人間関係が確立しつつある今、

 

 

そう考える瞬間がふとした時にやって来るようになった。

 

 

 

このままでいいのか、

 

自分を疑い出したのは七月になってからだ。

 

 

私はその迷いをそのままにして、

 

中学生になって初めての夏休みを迎えた。

 

 

 

 その日、目が覚めると部屋がムンと暑かった。

 

 

汗で首のあたりにはりついた髪を払い、

 

今日の午前中は部活があることを思い出す。

 

 

それから制服に着替え、一階に下りた。

 

 

 洗面台の前に立つと、

 

まだ眠い顔の私が鏡に映っていた。

 

 

前髪が寝ぐせのせいで

 

盛大に右側に片寄っている。

 

 

それを直しながら、

 

私は視線を少し下に落とした。

 

 

 そこには、首から下がる


だらしなく緩んだリボンがあった。

 


 「何でリボン、そんなキツくしてんの?」

 

 「え? リボンってこういう物じゃないの?」

 

 「もっと緩くすればいいじゃん。暑いし、苦しくない?」

 


 私がリボンを緩くしたきっかけは、


こんな友人とのささいなやりとりだった。

 


シャツの襟がある時点で

 

リボンがあろうがなかろうが、

 

あまり変わらないような気もしたが、

 

何となくそれからは

 

リボンを緩くだらしなくするようになっていた。

 

 

 もう一度、鏡の中の自分と

 

目を合わせてからリボンに目をやる。

 

 

 何かがチクッと胸の中で疼いた。

 

 

 結局、私はそのまま家を出た。

 

 

外は抜けるような八月の青空が広がっている――。

 

 夕方、私は疲れてリビングの

 

ソファの上でぼうっとしていた。

 

 

というよりも、最近感じる

 

「このままでいいのか」

 

について、また考えていた。

 

 

 

「ねぇ、母ちゃん❕

 

私さぁ、やっぱり自分のこと

 

見失ってる気がするんだよね。」

 

 

 台所に立つ母にそう呼びかける。

 

 

「ええ? ごめん、

 

 いま水使ってるから聞こえないんだけど。」

 

 「だからぁ、自分を見失ってる気がするんだけど。」

 

 

 母は包丁を握り、野菜を切り出した。

 

 

まな板に包丁が当たる規則的な音が部屋の中に響く。

 

 

「何? また何か、

 

他人に引っ張られてるって感じることあったの?」

 

 

 「そういうわけじゃないんだけどさぁ......。

 

 

小学生の時は自分がありすぎて、

 

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逆に直した方がいいんじゃないかぐらいに思ってたのに、

 

今はさぁ......。」

 

 

 ふと、今朝のリボンのことを思い出した。

 

 

あれも中学入学してからのことだな、

 

と思うと改めて環境や他人に流されていることを感じた。

 

 

今までになく、強く。

 

 

 人の顔色を窺いながら行動していることが悔しい。

 

 

判断さえも他人(ひと)に流され、

 

相手の方の流れが強ければ

 

たとえ悪事であったとしても軽く首を縦に振ってしまう。

 

 

今の私はそんな人間になっていた。

 

 頭の芯がチリチリと火花を散らし出したその時だった。

 

 「"私"で生きていくこと。」

 

 その言葉が、

 

  私の中で散る火花を一瞬にしてしずめた。

 

 

 私の好きな、松任谷由美さんがベストアルバムの

 

  メッセージの冒頭で綴った言葉。

 

 

 

暗く渦を巻いていた思いが

 

  すーっと引いていくのが分かった。

 

 

ごちゃごちゃとしていたものが整理されていく、

 

そんな気がした。

 

 

 私は、テーブルの上のCDケースを手に取った。

 

 

カパッと音がして、フタが開く。

 

 

そして、歌詞が書いてある小さな冊子の表紙をめくった。

 

 

 「"私"で生きていくこと。」

 

 

   オレンジ色の、手書き文字。

 

 

 それは、私がこれからどうするのがいいのかを

 

  確かなものにしてくれていた。

 

 

 私は冊子をCDケースの上に静かに置き、

 

  代わりにテーブルの隅にあった制服のリボンを手にした。

 

 

そして、首にかかる紐の部分を

 

しっかりと自分の首に合うように短く調整する。

 

 小さい事でも、自分の信じた選択をしたい。

 

 

確かに、時には誰かの話に合わせることも大切な事だが、

 

 

 他人のために自分を捨てる必要はどこにもない。

 

 

 もう、私がリボンを緩くしてつけることは絶対にないだろう。

 

 

 これからは"私"に従って"私"で生きていくのだから・・・。

 

 

 

 

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ネットワークは「社会はまるごと学校」を合言葉に!【part-②】

 

読売新聞教育ネットワークの基本指針には、
読売新聞教育ネットワークは「社会はまるごと学校」を合言葉に、

企業や学校間の交流を積み重ね、日本の教育の発展を支援する取り組みです。

 

出前授業や各種イベントを通じて相互交流を図る一方、

「読売新聞や読売中高生新聞などと連携しながら、

先駆的な授業などの取り組みを発信します」 と、

素晴らしい文面が表記されております。

 

まさに、「今後の時代にマッチした」素晴らしい方針に感銘を受けました。

 

全面的に心から賛同しており、私も微力ながら主旨に添えたい思いから、
私のブログにもシェアさせて頂き、ブログを訪れて頂いた方やFacebookなど、
あらゆるSNS等でもシェアさせて頂いて広めて行きたいと思っております。

 

また、読売新聞には「俳句、短歌、コラム」など」、

人情味が感じられる記事が沢山掲載されており、

読売新聞が愛されている大きな要因にも成っていると思いますので、

その中からもシェアさせて頂き投稿して行きたいと思っております。

 

竿金の日本を始め全世界が、「コロナ菌」で何かと疲弊しておりますが、

これからの日本の時代は勿論、全世界でも人間味のある

「絆」の深い方向に向かうことを願いながら投稿をさせて頂きます。

 

私のブログも「訪れて頂いた方が愉快な気持ち」に

成って頂きたい記事を中心に掲載することをビジョンとしております。

 

今後とも、「読売新聞教育ネットワークや読売新聞」とともに、
私のブログにつきましても、ご愛読方をよろしくお願い申し上げます。

 

 

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