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心に残る母の 『う・・・ん』第1回 日本語大賞 小学生の部 【最優秀賞 受賞作品】

読了までの目安時間:約 8分

 


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第1回  日本語大賞

 

 

テーマ  人と人とをつなぐ日本語

 

 

小学生の部  最優秀賞 受賞作品

 

 

 

心に残る母の う・・・ん

 

 

 

私の母は、どこも体の悪い所はなく、

 

毎日元気に働いていました。

 

ところが、ある日とつぜん、

 

会社でたおれました。

 

 

 

わたしが病院に行くと、

 

母の意識はすでに無くなっていて、

 

 

『 お母さん ! と呼びかけても

 

返事はありませんでした。

 

 

 

意識が戻れば手術できると

 

お医者さんが言うので、

 

 

家族みんなで回復を

 

祈っていました。

 

 

 

でも、もどる気配はありません。

 

 

わたしは、ねている母のそばで、

 

 

『ママは強いもん!

 

 

病気に負けないもん!

 

 

と、耳もとでそっと話しかけました。

 

すると母は、  

 

のどからしぼり出すような声で、

 

 

.  『う・・・ん』と、

 

 

返事をしてくれました。

 

 

 

意識がないのに、

 

声が聞こえてびっくりしました。

 

 

そして次の日、

 

『母は帰らぬ人』になりました。

 

 

 

.  『う・・・ん』  は、

 

 

母の最期の言葉でした。

 

 

 

母は、きっと病気の時

 

しゃべれなかったので、

 

 

.『ゆりか、ありがとう 

 

 

. 私も頑張るよ

 

 

. ゆりかもしっかり生きてね

 

という『心の声』だったのかもしれません。

 

 

 

 

わたしの 『ママ負けないで という

 

必死の願いが届いたからだと思います。

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わたしは父から言われました。

 

 

『ママと同じ病気があるかもしれない!

 

三十歳前後になったら、

 

必ず検査をしてもらいなさい !

 

 

そう言われたわたしは

 

母のぶんまで長く長く、

 

 

1秒でも1日でも

 

長く生きようと思いました。

 

 

 

わたしは母の写真を

 

つくえの上においています。

 

 

今だって、その写真を見ながら、

 

 

『ママは、今なにをしているの?

 

と、といかけてみると、

 

 

なんだか母とお話ししているようで

 

うきうきしてきます。

 

 

 

母との思い出は

 

九年間ぐらいしかないけど、

 

わたしにとっては、

 

十年二十年にかんじます。

 

 

わたしは母の作ってくれた

 

手料理が大好きで、

 

 

母のまねをして

 

母の手料理を作りますが、

 

やはり味がちがいます。

 

 

 

でも、これからもっと勉強して

 

同じ味にしたいです。

 

 

そして、家族みんなに

 

食べてもらいたいなと思います。

 

 

わたしは母を思い出すと、

 

さびしくなる時があります。

 

 

でもそんな時、

 

母の『う・・・ん』

 

心に浮かべます。

 

 

 

だって母は、ずっと私を

 

見守ってくれているからです。

 

 

 

わたしはこれからも、

 

母の『う・・・ん』を胸にしまって、

 

 

母からもらった明るい笑顔で

 

しっかり生きていきます。

 

 

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🌟この子とお母さんの運命というのでしょうか? なんで、若いお母さんにとまだ幼い可愛いこの子に、こんなに辛い思いをさせるのか、本当に可愛そうで涙が止まりませんでした。

それを考えながらこの子の作文を再三読み終えてしばらく、何てこの子は強く明るい大人なんだろうと感じて、本当に関心させられました。

この子がそれまでの両親とは勿論のこと、お母さんとの短い時間の中で、こんなに大きく育った心の豊かさは、家庭環境などの素晴らしさにあるんだろうと思います。

幼くも子供は知らず知らずに大きく育っていく過程が、いかに大切かを痛感させられました。

どうか、当ブログを訪れて下さいました皆々様も、この子の優秀作文をシェアして頂き、心豊かなこの子の心を伝え広げて欲しいと思っております。

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優秀賞・論文・作文   コメント:0

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