世界一貧しい大統領!❔
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世 界 一 貧 し い 大 統 領 !?
BBCが2012年にホセ・ムヒカ大統領について、
首都モンテビデオの小さな農場の
貧困家庭に生まれ、
少年時代から家畜の世話や
花売りなどで家庭を助けていた。
「資産は唯一1987年製のビートル、
それ以外の何物もないと宣言している」と
書き出しで掲載して以来、
「世界一貧しい大統領」の
キャッチフレーズで世界から注目されている。
また、2012年6月のブラジルの
リオデジャネイロにおいて
「Rio+20 地球サミット2012」に
招待されてスピーチをした。
この会議のテーマは
「環境が悪化した地球の未来」が主旨で
約3万人が参加した。
この国連のスピーチにノーネクタイで登壇し、
「自らの疑問と前置きしながら、
資本主義社会の子供たち~、
無限の消費と発展を求める社会~
、残酷な競争で成り立つ消費社会~、
人類の幸福とは~」等々、
歴史の経過と実態から未来へ向けて、
政治家が本来求めなければならない事など
述べて世界に警鐘を促した。
この時のスピーチが話題となり、
ノーベル平和賞の候補にもなったと云う。
モンテビデオ大学卒業後には軍政権下で
「極左都市ゲリラ組織」に加入し
ゲリラ活動に従事、政治経済に反発の時代のもと、
数々の襲撃や誘拐に携わる中で、
6発の銃弾を受け4度の逮捕を経験し、
軍政権が終わるまでの約13年間に亘り
出所後にはゲリラ仲間達と政治団体を結成して
下院議員選挙で初当選し、
その10年後には農牧水産大臣となる。
2009年度の大統領選挙で
元大統領と決戦投票で勝利し
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ウルグアイ第40代大統領となった。
大統領曰く「世界一貧しい大統領」と
貧しいとは思っていません。
「貧しい人とは何もない人では無く、
豪華な暮らしを保つ為にだけ働き、
次から次へと物を欲しがる人の事を云うのです」と・・・。
ホセ・ムヒカ大統領の主な言葉
1.発展は幸福を阻害するもので有ってはならない。
発展は人に幸福をもたらするものでなければならない。
2.発展は愛情や人間関係、
・子供を育てること、
・友達を持つこと、
・必要最低限のものを持つこと、
・これらをもたらすべきなのです。
3.私達は発展する為に生まれたのでは有りません、
幸せに成るために地球にやって来たのです。
4.各国の指導者たちは、少数派ではなく
多数派のような暮らしをするべきと思う。
5.お金があまりに好きな人は政治の世界から
出て行ってもらう必要があるのです、
彼らは政治の世界では危険です。
6.政治とは、すべての人の幸福を求める闘いなのです。等々
大統領が自らの疑問として世界に問いかけている姿に、
自分自身も改めて物事の本質を考え直すきっかけに成りましたが、
日本に数日間滞在し各地を回って見て
「車、家、マンション、」など、
日本人は本当に幸せなのだろうか?と
言葉を残して飛び立った。
特に直接ムヒカ大統領の話を聞いた方々にも、
心に大きく刺さった言葉があったり、
考えさせられたり、反省したり?
世界の指導者がホセ・ムヒカ大統領と
同じような思想で取り組んだら、
世界の人々が本当に幸せ成れるのだろうか・・・?
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