💗結婚式で父が娘に贈った言葉💗
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💗 娘の結婚式で父が 娘に贈った言葉 💗
(リハビリ中の父親が娘とバージンロードへ)
1か月後に挙式を控えた新婦の
「あの~ バージンロードのことなんですが、
エスコート役は直前でも変更可能でしょうか」
事前のお打ち合わせでは、お父さまの足が
ご不自由なため、新婦の7つ年上のお兄さまが、
お父さまの代わりに歩かれることになっていました。
「大丈夫ですがお兄さまのご都合が
悪くなってしまったのでしょうか?」
いったいどうしたのだろうとお伺いすると、
「娘には内緒なのですが、
実は主人が歩く練習をしているんです」
「娘の結婚式が決まってから云うもの、
時間が出来ると≪リハビリに連れてって≫と
云うようになって、
それも子供たちには内緒で・・・ 」と・・・。
「バージンロードをあるくためですか」
私は胸がいっぱいになりました。
「わかりました。是非お父さまにお願いしたいです。」
支度を終えた新婦がバージンロードの前で待機していると、
車いすのお父さまとお母さま、そしてお兄さまが来られました。
「お兄ちゃん! よろしくね!」
新婦が声をかけると、ウエディングドレスの妹を見つめながら、
お兄さまは黙って首を横に振りました。
「えっ! どういうこと?」
答えの代わりにお兄さまが少しかがんで、
お父さまに肩を貸されました。
お母さまは既に涙ぐみながら、
お父さまに杖を手渡されます。
「えっ! お父さん!?」
「行くぞ!!」
「・・・・はい!」
新婦は瞳を潤ませてお父さまの腕に手をかけました。
お父さまがエスコートするのではなく、
新婦がお父さまを助けるかのように支え、
歩みを合わせているのが、こちらからも分かります。
お父さまは堂々と前を向かれ、
歩みを進めていきました。
新郎の背中を“ポン”と叩き、
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「頼んだぞ!」と、お父さまの声が
聞こえたかのような気がしました。
披露宴の半ば、突然、司会者が
こう切り出したのです。
「本来、ここで祝電を披露させて頂くのですが、
ここに一通のお手紙をお預かりしておりますので、
ご披露させていただきます。
差出人は新婦のお父さまです。
それでは代読いたします。」
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しのぶへ。
私は静岡の田舎で男兄弟ばかりの中で
育ったものだから、女の子をどう育てたら
いいのかわからず、母親に任せっきりに
していました。
運動会や学芸会もほとんど行けず、
仕事ばかりして来た父親でした。
すまないと思っています。
ただ、父親の務めであると思いながら
どんな仕事も一生懸命やってきました。
それだけは自信をもっています。
とはいっても、あなたにとって見れば
厳しくて、門限にもうるさくて、
ウザったい父親だったでしょう。
でも、あなたがうちの娘に生まれて来てくれたこと、
本当に嬉しかったんだ。
今まで云った事なかったけど、本当にありがとう。
今日、あなたが花嫁となって、
岡崎家の人間から梅村家の人になっていくこの日に、
どうしても何かしたくて、端をしのんで
お母さんとリハビリを頑張った。
これで今まで何もできなかった事は
許して貰えるとうれしいです。
寛君、どうぞ、しのぶをよろしくお願いします。
***あふれ出る涙をぬぐう新婦***
その横では新郎がお父さまに向って
頭を下げています。
会場のあちこちで鼻をすする音が
聞こえてきました。
読み終えたお父さまからの手紙を
しまった司会者がもう一通、封筒を取り出しました。
「実は、新婦からもお手紙を預かっております。」
その手紙にはこんなフレーズがありました。
「・・・いつも怒ってばかりで門限も厳しくて
お父さんの存在が嫌になったことも沢山ありました。」
でも、今は、厳しく育ててくれたことにとても
感謝しています。
先ほどまで堂々とされていたお父さまも、
目を真っ赤にしていらっしゃいます。
会場は感動に包まれ、温かくやさしい拍手が
しばらく鳴りやみませんでした。
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これはYouTubeからの動画物語です。
YouTubeには感動的な動画や
サプライズ物語が沢山あります。
感動と涙で心が豊かに成ります。
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