八甲田山 (日本百名山) に登ろう! ≪Part-8≫
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八甲田ロープウエイ・山頂公園駅 ~ 赤倉岳 ~ 井戸岳 ~
~ 八甲田大岳・山頂 ~ 仙人岱 ~ 酸ヶ湯温泉
八甲田山(日本百名山)に登ろう‼
≪Part-8≫
八甲田山とは、
青森県中央部にある火山群で
那須火山帯に属し、
最高峰は八甲田大岳、
田茂萢 (たもやち) 岳
などから成る「北八甲田」と、
櫛ヶ峰 (1517m) 、乗鞍岳 (1450m)、
駒ヶ峰 (1416m) などから成る
「南八甲田」に区分されます。
ここでご紹介する「八甲田登山」は、
「八甲田・十和田ゴールドライン」から
北側に位置している「北八甲田連邦」の、
那須火山群の登山ルートをご案内します。
西側の方からご紹介します。
前嶽(1,251), 田茂萢岳(1,326)、
赤倉岳(1,548)、 井戸岳(1,550)、
(八甲田)大岳(1,584)、 小岳(1,478)、
高田大岳(1,552)、雛岳(1,240)、
硫黄岳(1,360)、 石倉岳(1,205)、
一般的に八甲田山と云いますと、
前記した10の山々の
「北八甲田連邦」を指します。
本編の(Part-8)は、
八甲田ロープウエイで
田茂萢岳山頂公園駅まで、
約2.5kmの行程を
雄大な自然を眼下に登り、
八甲田大岳山頂を目指し、
北八甲田連邦を楽しむコースをご案内します。
☤・八甲田ロープウエイ山麓駅 ~( 9:00発) ~
・ ・~ ゴンドラ・空中散歩 ~(約10分)~
~八甲田ロープウエイ山頂公園駅 ~( 9:10着) ~
・ ・( 登山開始・9:20分) ~
~ 赤倉岳 ~ 井戸岳 ~
・ ・(10:50) ~ ( 11:10) ~
~ 八甲田 大岳・山頂~ 仙人岱 ~ 酸ヶ湯温泉
~(11:50~12:10) ~ (12:50) ~ (13:50)
【距離数・8.3km】(所要時分 4:50)
※ 公表目安時分は 4時間30分になっております。
(八甲田ロープウエイ ☎017-738-0343)
【コ―ス概要のご案内】
八甲田山に来なら,
雄大な八甲田の魅力を体感して下さい。
とにもかくにも景色が本当に素晴らしい。
八甲田ロープウエイ山頂公園駅で降りると、
目の前に八甲田ゴードラインがあります。
八甲田ゴードラインとは、
この雄大な大自然を散策する遊歩道が、
ひょうたん型をしているところから、
ゴードラインという名で呼ばれております。
歩くコースが整備されておりますので、
老若男女を問わずどなたでもお気楽に、
短い時間で散策できますので
大変人気のコースです。
コースは、八甲田ロープウエイ
山頂公園駅前から直ぐに、
八甲田ゴードラインに入りますが、
8の字になっております.
左右どちらからでも良いと思います。
左方向から回りますと、
陸奥湾展望所があり、
そこからは青森市街,
岩木山,下北半島、津軽半島、
北海道までが見渡せます。
右方向から回りますと、
山頂展望所があり、
遠く岩木山、八甲田連邦等など
素晴らしい景色です。
ゴードラインを赤倉岳に向って
歩きますと、直ぐに赤倉岳方面 と
毛無岱・酸ヶ湯温泉方面 への分岐点が有ります。
分岐点から右に行くコースを
通称「宮様コース」と云います。
道標で進路を確認してください。
分岐点から赤倉岳に向って登りますが、
登山道の両側は、「マガリタケ」の
竹笹がのびており、
少し歩き難い処もありますが、
ほとんどの登山道は整備されています。
八甲田ロープウエイの山頂公園駅から歩いて
約90分程で赤倉岳山頂に着きます。
この分岐点を左に行くと、
八甲田温泉方面です。
赤倉岳山頂からは、ゴードラインの
陸奥湾展望所と同じように、
青森市街は勿論、岩木山,下北半島、
津軽半島、そして毛無岱が庭園の様に
見えて、一層気に成る様になります
赤倉岳山頂から約15分程度で、
井戸岳山頂に着きますが、
途中の山道は狭いうえに、
崩れやすい崖になっている箇所が
有りますのでご注意願います。
特に恐怖心を感じる程ではありませんが、
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あまりにも素晴らしい景色に見とれて、
井戸岳からはの馬の背を通って約10分位で
「八甲田大岳ヒュッテ」に到着です。
※ 八甲田大岳山頂にはトイレが ありません。
※ 仙人岱フュッテまで
直接歩行時間は約 60分位です。
大岳ヒュッテを出ますと間もなく、
八甲田大岳への 登り坂で、
斜面も急になります。
心臓にあまり負担をかけない様に、
所々で小休止して雄大な景色を
頂上付近になりますと、
歩道は良く整備されていますが、
階段になって居ますので、
体に一層負担が掛かります。
大岳ヒュッテから約40分程で、
八甲田大岳の山頂です。
八甲田大岳の山頂は、
360度のパノラマ大展望所です。
※ 大岳山頂からは、晴れていますと、
岩手山、早池峰山、
鳥海山、北海道などを
見ることができます。
目に焼き付ける程、
自然の雄大さを存分に楽しんで下さい。
山頂から約30分位で
ァオモリトドマツの樹林帯に入り、
間もなくお花畑に出ます。
お花畑から木道を進むと、
間もなく酸ヶ湯温泉と小岳、
高田大岳の分岐点の道標が有ります。
酸ヶ湯温泉方面に進みます。
湿原の南側の小高い丘に
「仙人岱フュッテ」が有ります。
※ トイレも完備しています。
※ ここから酸ヶ湯温泉まで
途中にはトイレは有りません。
仙人岱周辺に辿りつきますと、
仙人岱湿原をアオモリ
トドマツの樹林が、
湿原を保護するかのように囲んでおり、
そこには八甲田山の清らかな
水が湧き出ております。
登山道も少し狭くなり、両側は
「マガリタケ」の竹笹が一層狭く
するように道に伸び生えており、
通り抜けると「地獄湯の沢」と云う
ところに出ます。
少し硫黄の匂いもして来ます。
沢なりにゴロゴロと沢山の
大小の石が見えますが、
その直ぐ横の狭い道を下ります。
雨上がりの日などは、滑りやすい
のでゆっくりと、更に一歩一歩
慎重に確認して歩きましょう。
狭い下山道の下には、
以前に噴火した時代の
沢山散らばっております。
滑って転落しますと大怪我にも
なり兼ねませんのでご注意を・・・。
地獄湯の沢からしばらく歩くと
下山道はまた狭くなり、
その道の脇には、
火山ガスの影響を受けてか、
立ち枯れている木立が見える
小さな広場が見えます。
そこは「賽の河原」です。
ある日突然に、火山性のガスが
噴出して、木々を一瞬にして
※ 酸ヶ湯温泉の近くの、
国道103号線沿いに「地獄沼」があり、
約100度近いお湯が沸き出ています。
下山道の両側は下り坂になり,
マガリタケの竹笹が道に伸び、
ブナ樹林に入って行きます。
更に下山道は沢の様にU字型に
掘れており、大小の石がゴツゴツと
散らばっている所を交しながら、
下ります。
転ばない様に歩きましょう。
ゴールの直前で怪我をしないようにしましょう。
※ 登りで転んだ時より、
下りで転ぶと怪我が大きいです。
マガリタケの竹笹とブナ樹林を抜けますと、
そこには薬師神社の鳥居が、皆さんの
未来の安全と再来を祈ってくれて居ます。
鳥居を出て直ぐ右側に、
酸ヶ湯温泉が見えます。
酸ヶ湯温泉に下りる階段を静かに降りましょう。
酸ヶ湯温泉を簡単にご紹介しましょう。
酸ヶ湯温泉は大きな浴槽に
「青森ひば」が使われております。
全体で160畳もの浴室になっており、
熱の湯、冷の湯、四分六分の湯、
湯滝など5つの浴槽がありますので、
温泉も十分楽しめます。
名物は何と云っても
「約80坪の千人風呂」です。
脱衣所は男女別ですが
湯船は混浴です。
ただし、まったくの混浴と云う訳ではなく、
大浴槽は中央半分に目印があり、
そこで男女が区切られております。
今は男女別の時間帯もあるようです。
温泉で八甲田登山の疲れを癒して下さい。
大変お疲れ様でした。
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